ある病院で、医師採用に向けた初期ヒアリングと募集条件の整理を支援しました。BMCが病院関係者との面談を通じて採用ニーズ、現行の募集条件、意思決定の流れを確認し、課題と今後の検討事項を資料にまとめ、医師の採用決定や紹介会社の運用開始まで支援いたしました。
課題:採用条件と現場の課題が分散していた
医師採用では「どのような医師が必要か」だけでは募集を進めにくい場合があります。勤務日数、担当する診療、オンコール・当直の有無、診療を支えるスタッフ、面接時の判断者などを、応募者に説明できる粒度で整理する必要があります。
今回の取り組みでも、採用目標と人員上の課題は認識されていた一方、募集条件の伝え方、現場の魅力、選考・意思決定の進め方などを整理することが課題でした。
BMCが行ったこと:ヒアリングと判断材料の見える化
BMCは病院を訪問し、関係者との面談で採用の目的、必要とする勤務体制、募集条件、既存の採用経路、意思決定に関わる担当者などを確認しました。
その内容を基に、採用支援の検討に使える資料を作成し、次の事項を切り分けました。
- 募集要件:求める経験や勤務条件について、確認できた情報と追加確認が必要な項目を整理。
- 訴求ポイント:候補医師に説明できる職場環境や診療体制の特徴を抽出。
- 選考の流れ:面接に関わる担当者と、採否判断に必要な院内調整事項を整理。
- 次の検討事項:求人票の見直し、紹介会社との役割分担、進捗管理の方法などを今後の論点として明示。
実際に整えたこと・確認できた変化
病院への訪問・ヒアリングと、採用課題・募集条件・今後の論点を整理した協議用資料の作成を行いました。これにより、後続の検討で確認すべき項目を一覧にできる状態となりました。
他の医療機関に応用できるポイント
- 採用人数だけでなく、必要な勤務体制と業務内容を先に確認する
- 募集条件と現場の魅力を分けて言語化する
- 選考を進める人と採否を決める人を区別する
- 確認済み事項と未決定事項を一つの資料にまとめる
- 採用施策を始める前に、実務担当と次回判断の期限を決める
採用活動の前に、募集の前提を整える
応募を増やす施策を考える前に、院内で説明内容や判断基準をそろえることも大切です。初期ヒアリングと条件整理は小さな取り組みですが、外部の採用支援を活用する場合にも共通の判断材料となります。
Bridge Medical Consultingでは、医療法人・クリニックの経営改善、事業承継・M&A、PMIなどを支援しています。事業内容をご覧いただき、承継準備や組織運営についてはお問い合わせフォームからご相談ください。初回のお問い合わせでは、患者・職員の個人情報や未公表の取引情報を入力せず、課題の概要をお知らせください。
